Copy
2016.01.20 Vol.38  / for 517 greenz people
あけましておめでとうございます!
みなさん、年末年始休暇はいかがでしたか?
今回も greenz people のみなさまに、「グリーンズのつくり方」をお届けします。
新オフィスでの会議の一コマ
 
<vol.38>の目次

FEATURE / green Booksあらため、People's Books 最新号が完成間近!
SCENES / 年末年始のグリーンズメンバーたち
COMMUNITY / 編集デスク・スズキコウタさんの「10周年に向けて」
Q&A / peopleマネージャー・正太郎さんに質問「10年後のグリーンズ」

FEATURE

green Booksあらため、
People's Books 最新号が完成間近!

by Kota


みなさん、こんにちは!
greenz peopleメールマガジン編集長のスズキコウタです。
今月はいつもより少し、メールマガジンの配信が遅れてしまい、申し訳ございません。

その言い訳をするわけではないのですが、
greenz people会員のみなさまに配布している、
green BooksあらためPeople's Booksがいよいよ校了間近となり、
編集メンバー全員が、忙しく仕上げに取り組んでいます。

そこで今回は、そんなPeople's Books 最新号の内容を、
特別先行でご紹介していきたいと思います!
 
編集チームメンバー。他にもインターンが2名サポートしてくれています!


green BooksからPeople's Booksへ

green Booksシリーズでは、第2号以降『グリーンズのつくりかた』グリーンズの仕事のつくりかたグリーンズ編集学校の教科書グリーンズの学びの場のつくりかたと、これまでのグリーンズの活動や経験、そして暗黙知をピープルのみなさんに共有する本をつくってきました。

そんななか、今回お届けする最新号ではアプローチを変え、「いつもお世話になっているピープルや読者のみなさん、ライターさんたちと一緒に本をつくろう!」ということで、名前も「People's Books」に改めて制作がスタートしました。

そして「People's Books」に改名して初めてとなる最新号のタイトルは、
ほしい未来をつくる言葉』

今年の7月に、いよいよ10周年を迎えるgreenz.jp。これまで発信してきた数多くの記事の中で、みなさんの心に響いていた言葉とは何だったのだろうか? それを可視化し、かつ一冊の本にまとめて共有することは、これからのgreenz.jpをつくるためにも、そして私たちの暮らしにとっても大きな意味を持つと考え、この企画に決めました。

最新号の表紙は、白地に緑のロゴが印象的なデザインになっています!
 
 

気になる中身は!?

およそ100ページの最新号には、過去10年間にgreenz.jpが発信してきた記事の中から、グリーンズのコアメンバー・ライター・ピープル会員・一般読者が選んだ名言が満載! さらにいくつかの名言では、その”言葉の主”からのメッセージもあわせて掲載しています。
過去の記事からピックアップされた名言。選出者のコメントも掲載されています。


掲載された言葉の主からのメッセージも!

そして、編集長の鈴木菜央と先月に編集長を卒業したばかりの兼松佳宏(YOSH)による「グリーンズの言葉の可能性」対談も収録。みなさんから寄せられた言葉を前に、ふたりが感じたこと。グリーンズの言葉の現在地と未来についても触れたふたりの対談は、必読の内容です!
そして菜央・YOSHの新旧編集長対談もたっぷりと。

このように、単なる名言集ではない、読み応えたっぷりの一冊に仕上がる予定の最新号『ほしい未来をつくる言葉』は、2月中にはみなさんのもとに届く見込みです。

ぜひ期待してお待ちください!
(スズキコウタ)
 



SCENES

年末年始のグリーンズメンバーたち

selected by Nao, Ono, Shotaro and Kota

 

12月19日(土)藤野にて
#greenzpeople の東京オフ会の企画「ピープル遠足@藤野」でした。(正太郎)

 
 

12月24日(木)オフィスにて
#グリーンズオフィス #負け犬じゃないよ #クリパ兼忘年会(小野)



12月31日〜1月1日 新宿にて
カウントダウンは、新宿のHOOTERSで乾杯!(コウタ)

 
 

1月1日(金)日在・和泉浦海岸にて
明けましておめでとうございます!
家族で #初日の出 。今年も良い年になりますように。(菜央)

 
  
 


COMMUNITY

編集デスクのスズキコウタさんに聞く、
グリーンズ10周年に向けて取り組んでいること  

with Kota Suzuki / interview by Namicky


2006年に創刊した「greenz.jp」は、来年、10周年を迎えます!
今はその節目に向けて、新しいグリーンズのあり方を模索しているところです。
そこで、このcommunityコーナーでは、NPO法人グリーンズの活動に
さまざまな形で関わっているコアメンバーやアシスタントたちに、
それぞれが10周年に向けて取り組んでいることを伺っています。

第6回は、greenz.jp 編集デスクであり、このメールマガジンの編集長でもある鈴木康太さん!
コウタさんが編集デスクとして、現在目指していることって?
(なみっきー)

 

編集デスクのスズキコウタさん
 
なみっきー コウタさんは約2年前、
greenz global編集長としても、
このインタビューに登場していますね。
 
コウタ  うん、懐かしいなあ。
まだプロボノで関わっていた頃ですね。
 
なみっきー 今はコアメンバーのひとりとして、
編集デスクという立場になりましたが、
まずどんな仕事をしているのか教えてください!
 
コウタ 一番は、毎日、
記事を公開するための進行管理ですね。

編集デスクは、greenz.jpというメディアを
滞り無く運営するうえで、
一番大事な役割です。

だから、僕がサボれば
記事の更新が止まります(笑)
 
なみっきー なるほど。
そこは編集長の仕事ではないんですね。
 
コウタ  もちろん編集長も責任者だけれど、
より現場にいるのが僕ですね。
だから僕はgreenz.jpで公開されている全ての記事を、
公開前に細かく読んでいます。

ライターさんから上がってきた記事はもちろん、
読者の方々から応募いただいた寄稿記事や、
編集長の菜央さんがチェックしおえた記事まで。

純粋に読み物として面白いかどうか
という判断はもちろん、
誤字脱字、写真や改行幅のレイアウトなど、
すごく細かく確認します。
 
なみっきー そうなんですね。
一言にまとめると、記事の最終仕上げ責任者、
と言ったところでしょうか。
 
コウタ そうかもしれない。

あと大きな仕事は、
ライターインターンプログラム

講師としてプログラムを細かく設計し進め、
インターンから届いた
海外事例の翻訳記事を添削する。

greenz.jpにおける海外事例記事は、
90%以上、僕が企画し
インターンに書いてもらっているんです。
 
なみっきー インターンプログラムは、
コウタさんよりも
かなり若い層からの応募が多いですよね。
 
コウタ  ですね。僕は今30歳ですが、
10歳以上若い学生からも応募が来ます。
でも最近は、社会人の方からの応募も増えていますね。

ちなみに、インターンプログラムは、
これからのグリーンズを一緒に考え、
つくってくれる人を発掘する場として取り組んでいます。
 
なみっきー そうなんですね。
 
コウタ グリーンズの究極目標は、
PVやUUを増やすことではなく、
これからの社会をつくる人を生み出すこと。

そのための手法・装置として、
greenz.jpというメディアがあり、
green drinksがあり、
greenz peopleがあり、
グリーンズの学校がある。
それと同じように、
インターンプログラムもあります。

インターン経験が刺激になって、
仲間とマイプロジェクトを始めたり、
いい会社に就職したり、
ライターとしてのキャリアを歩み始めたり。
そういった彼らの成長は、
僕にとって
ヒット記事を生み出す以上の価値があり、
社会の前進につながります。

卒業生たちの動向を聞くのはすごくうれしいし、
僕がインターンから学ぶことも多くて、
毎週のミーティングは大切な時間です。


未来への種まきをする場、それがライターインターンプログラムです。
1/22まで次期インターンを募集中!
Some rights reserved by michael.heiss
 
なみっきー そんな中、コウタさんが
10周年に向けて考えてることとは?
 
コウタ  インターンプログラムでの経験と、
かつて音楽を仕事にしていた経験を活かして、
自分の思いやアイデアを
伝える方法が学べる
「表現の教室」をやりたい。

あと、音楽が社会に
貢献できることについて
考える連載や活動もしたい。

その他にも、
今の仕事をもっと若手に引き継いで、
英語版「greenz global」も
口出し役で、また再開したいし。。。

うーん、細かいことを挙げると
キリがないですね(笑)
 
なみっきー いっぱいありますね。
 
コウタ なので枝葉の話じゃなく、大きな話をしましょう。

一つの方向性として考えているのは、
新しい活動や情報だけでなく、
過去の社会活動や事例を
紹介するストーリー記事
を新たに考えているんです。

greenz.jpはニュースではなく、
アイデアを紹介するメディアなんですけど、
アイデアって賞味期限がないんですよね。
それが今も、読者に古い記事を
読んでいただいている理由
だと思うんですけど。 
 
なみっきー なるほど。
 
コウタ だから、かつて社会を動かした人々の
ストーリーとかアイデア
そのものを振り返って、
今の社会に応用できることを見つけ出し、
読者に提示する。

そういう切り口を新たに設けて、
ライターさんとつくっていきたい。
前々から考えていたんですけれどね。
 
なみっきー その切り口を思いついたきっかけって、
なにかあったんですか?
 
コウタ いくつかありますが、ひとつは
TAP the POP」という
ウェブマガジンがヒントになりました。

彼らは、いわゆる”クラシックロック”と呼ばれる、
1960年代〜1970年代ごろの洋楽や、
大滝詠一さんのような
日本の伝説的なミュージシャンについての
物語調の記事を多く出しているんです。

どれも、当時の文献をリサーチして
程よくQuoteも入れながら、
丁寧に物語が紡がれていて、
読み物としての面白さはもちろん、
音楽愛好家として、学びもいっぱいある。

でね、このメディアを見つけたとき、
僕は、すごく悔しかったんです。

「こう来たか!」
「こんなん面白いに決まってるじゃん」って
ホントに、ハンカチを
噛みしめるほど悔しくて(笑)

でも同時に、
「これはgreenz.jpでも使える手法だな」
と気づきました。

だから先日、ファンレターを送りましたよ。
どういう編集体制でつくっているのか、
話を伺いたくて。

ちなみに、ウェブメディアに
ファンレターを送るのは、
4年前にgreenz.jpに送って以来でした。
 
なみっきー アツいエピソードですね。

実際に、その過去から学ぶという
切り口の記事が実現したら、
「こんな事例を取り上げてみたい!」
と思っていることはありますか?
 
コウタ 学生運動や1960年の安保闘争が、
どのように大きくなっていったかとか。

誰がどんな動きをして大きくしたか、
どのようなコミュニティ・ディベロップメント術
が使われたのかは、きっと参考になりそうです。

あるいは、ジョン・レノンの
「イマジン」のような、
今もなお影響力があり
メッセージに満ちている曲の成り立ちや、
人の心を掴み、
アクションにつなげる表現の手法を
分析してみてもいい。

どのような事例を紹介するにしても、
今の私たちが応用できる
メソッドや学びを読者に提示し、
彼らのアクションにつなげることが大事そうです。
 
なみっきー それでは最後に、
greenz peopleのみなさんへ
メッセージをよろしくお願いします。
 
コウタ 僕は、ピープルのみなさんから
記事を褒められると
めちゃくちゃうれしいんです。
それは一般の読者の方に比べて
目が鋭いからなんですけど。
たまにイベントなどでピープルの方とお話すると、
意見の鋭さに感銘を受けます。

だから今後も、
ピープルの方に満足いただける記事を
たくさん出していきたい。
積極的に意見をいただけるとうれしいです。

YOSHさんの編集長退任や10周年という節目で、
「これからのグリーンズ、
どうなっていくんだろう」と
期待と不安が交錯する気持ちを抱く
ピープルの方もいるかもしれません。

でも心配せず、
「オレらを信じてついてきてくれよ!」
といったところでしょうか(笑)

本当にいつも、
こんな僕らに支援いただけて感謝してます。

今年もグリーンズをよろしくお願いします!
 
なみっきー ありがとうございました!
 




Q&A

peopleマネージャーの正太郎さんに質問です。
「10年後にはどのようなメディアでありたい?」

with Masaya Saito


メルマガの〆は、greenz people と一緒につくるフリートークの質問コーナーです。
ご質問・ご意見などは people@greenz.jp までお気軽にお寄せ下さい!

 

今回は、会員の斉藤まさやさんが質問します

Q. グリーンズが読者に伝えたい、一番の想いは何ですか?
また、10年後にはどのようなメディアでありたいと考えていますか?


僕がグリーンズを支援しているのは、正太郎くんが命を燃やして真剣に取り組んでいることを、あの夜の飲み会で感じたからなんだけど・・・笑

正直、グリーンズについては、何となく好きだけど、いまいち理解しきれていません。

これから友達に勧めたりする場面もあるだろうから、あらためてグリーンズが目指すところを確認しておきたいです。(斉藤さん)

▼ ▼ ▼


peopleマネージャーの正太郎が答えます

A. ”信頼”があつまるところで、ほしい未来はつくれる!

組織のビジョンを考えるときのような問いですね!(笑) 改めて考えると難しい…。

この問いについては、他のメンバーに聞いたらそれぞれ違う答えが返ってくると思いますが、僕なりに答えたい思います。

ご存知のとおり、グリーンズのスローガンは「ほしい未来は、つくろう。」です。

年末のミーティングの際にも「やっぱりこの言葉、いまだにしっくりくるよね」という雑談がメンバー内でありました。

「ほしい」という言葉にはその人自身の想いが込められることになるし、「つくろう」には既存のものを壊したり、変えたりするのではなく、まったく新しいものを生み出していくという希望がある。

今よりもよい社会をつくり、子どもたちの世代にのこしていくために、大切な言葉だなと僕自身も思っています。

そんな考え方や価値観がグリーンズの中心にある中で、僕は「”信頼”があつまるところで、ほしい未来はつくれる」ということを伝えていきたいですね。

栄養のない土に野菜は育たないように、信頼のない場所では「ほしい未来」はつくれないと思うんです。

人それぞれかもしれませんが「ほしい未来」は一朝一夕でつくれるものではないはずです。そして、ひとりだけでつくっていくこともできない。必ず、誰かと関わりあいながら、時には手を取り合って、つくっていく必要があるものだと思います。

人と人のあいだに、信頼関係がなければ、長く関わりあうことも、協力しあうことも難しいでしょう。しかし、「信頼」がたくさんあつまる場所には、より多くの人が関われるし、より大きな「ほしい未来」がつくれるはずです。

「ほしい未来をつくる」というのはなんか壮大なプロジェクトな感じもしますが、まずは自分の半径5mにいる人を大切にし、信頼関係を育てることからはじめると、結果的には近道なんじゃないかなと思うんです。

そういう意味では、10年後のグリーンズは、もっともっと信頼があつまるメディアになっていたいですね。

それは「情報の信頼性」という意味ではなくて、人と人の信頼がぎゅぎゅっとあつまっているような!読者にとっては読むだけで、取材先にとっては読まれるだけで、お互いに信頼が生まれるような。

うーん、なかなか難しそうですね(笑) どうやったらそこに近づけるのか、みなさんと一緒に考えていきたいです◎



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の発行日は<2月中旬>の予定です。

メールマガジン編集長:スズキコウタ(greenz.jp 編集部デスク)
編集:並木香菜子(greenz.jp 編集部)、植原正太郎(people事業部マネージャー)
発行:NPO法人グリーンズ

配信先のメールアドレスや住所、支払い方法などの変更は
greenz peopleの会員ページより、お手続きをお願いします

配信停止については people@greenz.jp まで