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2014.03.31 Vol.16 New Moon / for 214 greenz people
出張の続いた怒涛の3月を終え、新しい予感にあふれる春到来!
今回も greenz people のみなさまに、「グリーンズのつくり方」をお届けします。
 
<vol.16>の目次

FEATURE / 井上英之さんに聞く「セルフマネジメントの大切さ」
SCENES / 鹿児島で、西粟倉で、いすみで...近ごろのグリーンズ
COMMUNITY / 磯木淳寛さんに聞く「地域から発信するということ」
Q&A / フクヘンおのっちに質問です「読者に体験してほしいことは?」
 
 

FEATURE

井上英之さんに聞く、
「ソーシャルデザインとセルフマネジメントの関係」

with Hideyuki Inoue / interview by Yosh


こんにちは、greenz.jp編集長のYOSHです。

2014年はじめに、今年のキーワードのひとつとして挙げたのが「スピリチュアリティ」でした。
ソーシャルデザインについて、簡単にシェアできる表面的なことだけでなく、
もっと奥の、「生き方としてソーシャルデザイン」を見つめていきたいと思っています。

その言葉を聞いて、もしかしたら「怪しい…」と感じられた方もいるかもしれません。
でも、それって例えば思考を手放して呼吸に集中する瞑想だったり、
肯定の言葉を綴るアファメーションだったり、日本でもより自然なかたちで
受け入れられつつあるように感じています。

特にアメリカ西海岸では、仏教をベースとした心のエクササイズである
「マインドフルネス」という考え方が、
自分自身の頭、心、身体を整える「セルフマネジメント」と結びついて、
ビジネスへの応用など、研究と実践が進んでいるようです。

そこで今回は、SVP(ソーシャルベンチャー・パートナーズ)東京ファウンダーであり、
日本財団国際フェローとしてロサンゼルスのドラッカー・スクールで
「セルフマネジメント」を学ぶ井上英之さんに、
ソーシャルデザインとセルフマネジメントの関係についてお話を伺いました。(YOSH)


 

井上英之さん
 
YOSH 今日はお忙しいところ、ありがとうございます!
今はどちらですか?
 
井上さん ロサンゼルス郊外のパサデナにある
「Copa Vida」というカフェにいます。

ちなみにここ、地元の人たちから
とても愛されている場所で、
スタッフのみなさんが、まさに
「生きるようにビジネスをしている」
感じがするんですよね。

あ、この話、今日のテーマにもつながるかも。
 
YOSH 「生きるようにビジネスをする」というと?
 
井上さん 普通、ビジネスの現場では、
「仕事があるから関係が生まれる」ものですが、
「関係があるから仕事が生まれる」方が、
とても自然だなって思うんです。

つい最近もそんなことに
気付かされることがあって。
 
YOSH はい。
 
井上さん 例えばSVPインターナショナル代表理事で、
大切な友人であるランス・フォースさんが先月来日して、
フォーラムを開催したり、東北への視察を行ったのですが、
そのアテンドを僕がするのではなく、
東京のメンバーに委ねてみたんです。

彼らにとっては初めての経験で、
もちろんいろいろ課題もあったのですが、
やりきったことで、”ヒデとランス”だった関係が、
大げさに言えば、”日米”になったんですね。

それで、そのときランスが、僕宛に
「君がいなくて寂しいよ。でも、最高の時間を過ごしてるよ」と
メッセージをくれて。
 
YOSH 素敵ですね。
 
井上さん こうやって僕が委ねたことで、
新しい関係が育っていくし、
そこにきっと予期せぬ機会が
生まれていくと思うんです。
 
YOSH よくわかります。
ただ、なかなか難しかったりもしますよね。
 
井上さん そうですね。僕もまだまだ実験ですが、
このとき僕は、自分がいい意見を言うよりも、
「いい問いをしよう」と心がけてみたんです。

自分と他人の境界線を間違えたまま、
前のめりにだけ意見を出すと、
「全部自分ががんばらなきゃ!」ってなっちゃう。
それって”オーバー自分ごと”なんですよね。
 
YOSH 確かに、オーバー自分ごと。
 
井上さん あちこちに、手や口を出すのではなく、
みんなで、別の未来をつくっていく。
そうじゃないと、あっという間に
自分の体調も壊してしまいますから。
 
YOSH そうなんですよね。
僕も最近出張が多すぎたのか、
帯状疱疹になってしまいました。

この取材もリスケジュールをお願いすることに…
ご迷惑をおかけしました。
 
井上さん いえいえ。ちょっとでもよくなってよかったし、
まさに「YOSHくんがなぜ帯状疱疹になったのか」、
その話そのものが興味深いと思っています。

というのも僕自身、たまに体調を崩すので、
そういうときこそチャンスだし、
大変なメッセージがありますよね。
 
YOSH 本当にそうだと思います。
去年も疲れがピークのときに盲腸になって。
でも僕が不在だとして、少しの間なら
グリーンズが回るということに気付かされました。

実は隠していた意外な能力に気づけたり、
本当に頼もしくみえたというか。
 
井上さん 自分自身を知っていくことで、
自分と周囲がつながっていることを
自覚することもありますよね。
 
YOSH はい。
 
井上さん ビジネススクールでは、
ケーススタディという手法をよく用いますが、
何よりも”自分”というケースとしての代表性は
すごいなと感じているんです。

“わたし”の心と身体、頭がつながっている状態をつくり、
それが世界とも通じているような深いシステムを、
感じながら仕事をすること。

それが今西海岸で注目されている、
「セルフマネジメント」や「マインドフルネス」の
基本的な考え方だと思っています。

そして、個人と組織、世の中のシステムが連続している、
ソーシャルイノベーション分野で起きていることと、
とても似ているのが面白い。
 
YOSH だからこそマイプロジェクトを広げてきた井上さんが、
そういう分野に取り組まれているわけですね。
 
井上さん 背景にあるのは、自分自身や身の回りで、
それを必要としている人がたくさんいるからなんです。
彼らのためにもやっていきたい。
自分を犠牲にして倒れてしまう前に。
 
 

LAのカフェとハングアウトでつないで
 
YOSH まずは何から始めたらいいのでしょうか?
 
井上さん 大切なのは、自分の反応を
よく観察することだと思うんです。
「こういうことが起きているんだなぁ」と
注意深く見てあげることで、
自分のパターンが見えてくる。

普段、ぼくらの反応って、
意識的なものは10%以下しかなくって、
ほとんどは、素早く自動的に
無意識が行っているんだそうです。

そのパターンに自覚的になると、
反応ひとつひとつを批判的に見るのではなく、
「自分を守ろうとしたんだよね」という形で、
自分に対して、受け入れられるようになる。

そうして初めて次の段階へ、
よりポジティブな方向へと
シフトしていけるんです。
 
YOSH 病気になると確かに、考え方が変わりますね。
ただ本当は、病気になる前に、
予防できたらといいのですが。
 
井上さん そうですね、だからこそ瞑想や、
日常に少しでもマインドフルな時間が
必要なんだと思います。

ちょっと話が変わりますが、
何かの課題を解決しようとするときって、
“問題発見”と”問題解決”と二つのフェーズに
分けて考えるのが普通ですよね。

でもこの考え方って、根底に現状への否定感が
どうしても含まれてしまうと思うんです。
特に日本の社会起業のカンファレンスでは、
現状への否定感を強調している印象があります。
ところがこちらでは、基本的に、
肯定感に溢れている気がします。

「今、実際に、僕たちが分析しきれないほど、
たくさんの動きがあります。
でも敢えてコンセプト化すると、
こんな感じです」みたいに発信する。
現状をひとまず「そうだね」と受け止めて、
その先をつくろう、という意志が強い。
だからとってもクリエイティブな感じがするんですよね。

問題のみを洗い出ししようとすればするほど、
否定感に囚われてしまう。
 
YOSH 受け入れつつ“肯定する力”が大切ということですね。
それはトレーニングできるものなんでしょうか?
 
井上さん 面白い方法がたくさん開発されています。
ビジネススクールでの研究なので、
脳科学や認知心理学などの裏付けもあるんですよね。

例えば「renewing attention」というワークでは、
物事を新しい目で見てくる、という課題が課されます。
といってもシンプルで、例えば「いつも歩いてる街を、
初めて来た街だと思って見てみよう」というもの。

このワークが面白いのは、
「ポジティブにやってきなさい」という
お題ではないのに、ほとんどの人が、
当たり前にしていたものに対する感謝を
見つけてくるところなんです。
 
YOSH それはどうしてなんでしょう?
 
井上さん 結局“過去”と”未来”って、頭の仕事なんですね。
だからどうしても懐疑的、分析的になる。
でも”現在”は、身体とつながっている。
そこに上手く接続すれば、
不安や不満ばかりではなく、
今ある価値を感じ取り、
前向きなエネルギーが湧いてきます。

似たようなワークで他にも、
「感謝を感じるものを毎日10個かく。
ただし昨日と同じものを書いちゃいけない」
というものもありました。

そうすると「マグカップを使える喜び」だったり、
「取っ手があって、掴みやすくてありがとう」、
「良い天気でありがとう」とか、
もう何でも感謝の対象になってきます。
でもだんだん感謝のネタは尽きてくる(笑)

すると何が起きるかというと、
だんだん否定的なことやすべての出来事に対しても
感謝を始めるんですよ。
「車の渋滞があったおかげで、
予期せぬ時間をとれた」とかね。
 
YOSH そういうひとつひとつの感謝が、
活動のエネルギーになると。
 
井上さん 単純にネガティブを捨て去って、
ポジティブになろうという話ではなくて、
その接続を意識して、
自分の未来をつくることなんです。

バーバラ・フレデリクソンさんという
「ポジティブ心理学」の研究者がいるんですが、
彼女の話では、ポジティブとネガティブは
3:1くらいを意識した方がよさそうなんです。

同時に、それくらい人間の脳は、
原始の頃から、ネガティブに考える
傾向があるんですね。
この世界で生き残るために
進化してきた無意識の領域は、
危険を回避しようとするパターンが強い。

そうすると、過去のパターンに固執して、
「どうせ●●でしょ?」と
レッテルを貼ってしまったりする。
だからこそ、「“いまここ”に心を置く」というプロセスは、
創造的に新しい選択を生み出すことに、
つながってるんです。
 
 

井上さんのFacebookより
 
YOSH 大きなものとつながる感覚だったり、
自分のなかのエネルギーを見つけることだったり、
世界を肯定することだったり。
今日伺っているお話って、
僕が「空海とソーシャルデザイン」という
連載で書いているテーマととてもシンクロしていて、
もう鳥肌立ちまくりです(笑)

ちなみに、こういう鳥肌を僕は信じていて、
僕を包んでいる何らかの震動が、
急に高まっているように感じるんですよね。

数十人でひとつの環をつくって、
ゆっくり、ひとことずつ、
みんなが「今感じていること」を語っているのに
耳を傾けるときも、まるで
ひとつでつながっているように
感じて、ばーっと鳥肌が立つんです。

こういうスピリチュアルな類の話って、
なかなか伝えづらいし、
「瞑想会やるよ!」って言っても、
怪しまれたりするのかな?と思っていましたが、
少しずつ、その有効性も含めて、
受け入れられているんだなって
今日は勇気をもらいました。
 
井上さん そうなんです。こちらは、密教でも禅でも、
仏教など東洋にあるものをベースに、
科学としての理解を進めたり、
それをプラクティカルな形にしていくことに関して、
とても進んでいますよね。

今後、日本でも役立つように、
パッケージをつくっていきたいと思っています。

例えば今お世話になっている
ジェレミー・ハンター教授の授業を本にして、
『ジェレミー先生のセルフマネージメント教室』
みたいな本をつくったりとか。
 
YOSH それはぜひ関わりたいですね!
 
井上さん と、今日はいろいろしゃべってしまったけど、
「ソーシャルイノベーション」とか
「ソーシャルアントレプレナー」という言葉は、
あくまで手段にすぎないと思っているんです。
「こんな未来をつくりたい!」という思いを
実現するための。

でも10年以上経って、気付いてみたら、
随分、見えやすい部分にフォーカスを
しすぎていたのかもしれません。
 
YOSH それはとっても共感します。
僕自身グリーンズをやっているのも、
「ソーシャルデザインやろうぜ!」という思いよりは、
「ひとりひとりが秘めている自分の可能性」を
解き放っていくようなお手伝いがしたいと、
思っているだけなので。
 
井上さん うんうん。「ソーシャルリーダー」という存在は、
別にいわゆるソーシャルセクターに
限定されたものではなく、どこにでもいる存在。

自分が見ているものや感じているもの、
もしくは課題だと思っているものを、
「システムの声」として聞くことができ、
きっと他にも、同じように感じ、
必要としている人がいると、
何かの代表性を感じて活動している人たちすべてが、
「ソーシャルリーダー」なんです。

そういうひとこそ、自分をマネージすることを
知っていって欲しいですね。
 
YOSH 今日のお話は「空海とソーシャルデザイン」にも
ヒントになりましたし、グリーンズでも継続的に、
セルフマネジメントに関する記事を
発信してきたいと思います。

ぜひいつか高野山で対談させてください!
今日はありがとうございました!
 
 


SCENES

鹿児島で、西粟倉で、いすみで...
近ごろのグリーンズの風景

selected by Nao, Yosh and Ono

 

2014年3月2日(日) 鹿児島中央駅前にて
鹿児島中央駅前でグリーンズで紹介させていただいた「AsMama」のイベントが!
九州では一番、活動が盛んみたい。利用してみようかな◎(YOSH)
 

2014年3月18日(火) いすみにて
子どもたちが学校帰りにお花を摘んできてくれました。春だね!(菜央)
 

2014年3月21日(金) 西粟倉にて
西粟倉の発電ワークショップはじまりましたよー! #wataden(小野)


 


COMMUNITY

greenzライターの磯木淳寛さんに聞く、
「地域から発信するということ」

with Atsuhiro Isoki / interview by Eri


食や農業、地域をテーマに記事を書いている磯木さん。
昨年からは千葉県いすみ市にある、地域に根差した固定種で野菜を育て、
伝統的な日本文化を発信するカフェ&宿泊施設「ブラウンズフィールド」の
企画・運営も務めています。そんな磯木さんに地域で働くこと、
暮らすことについて聞いてみました。(えり)


 

greenzライターの磯木淳寛さん
 
えり 今日はよろしくお願いします。
早速ですが、グリーンズに関わる
きっかけを教えてくれますか?
 
磯木さん グリーンズのことは前から知っていて、
「いつか書けたらいいな」とずっと思っていたんです。
それで、2011年の“今年の目標”の一つに
「グリーンズで書くこと」を挙げることにして。

その一年後にライター募集の告知を知って応募しました。
一年越しの夢が叶って嬉しかったですね。
 
えり そうだったんですね!
今では「食の記事と言えば磯木さん」という印象ですが、
そもそもなぜ「食」に関心を持ったのですか?
 
磯木さん ぼんやり「環境にいいことを仕事にしたい」と思っていたとき、
前職の「オイシックス」の求人を見つけたんですが、
オーガニックの野菜をつくる人を応援して
伝えることができるのはいいな、と思って
ライターとして入社しました。

でも、食について取材して伝えていく中で、
もっと自分自身が土に近づいた上で記事を書いた方が
読み手に響くだろうし、その方が取材先への質問も
解像度が高くなると思ったんですね。
都内で土から離れた暮らしをしながら、
食や農について書いていても、
今以上に伝えきることができななあと、
だんだん感じるようになりました。
 
えり 東京から千葉のいすみ市に移住したのは、
そういう思いもあったからなんですね
 
磯木さん そうですね。ただ、実は最初、
北海道に移住しようか悩んでいたんです。
実家の北海道に帰ったとき、
札幌の近くでエコビレッジをつくる人と出会って、
そこでちょうど人を募集していると聞いて。

自分もいつか都会を離れて、
手づくりの暮らしをしたいと思っていたけど、
お金の問題と、冬は雪が積もるから
他の仕事をしないといけないことと、
その地域に友達がいないことがネックで…

いろいろと悩んでいた頃に、
「ブラウンズフィールド」に遊びに行って、
他のお客さんとかスタッフの人たちと
「北海道に移住しようか悩んでいる」と話したら、
オーナーの中島デコさんが
「うちに来る?」って言ってくれたんです。

すぐにお嫁と家族会議をして、
ここなら友達も来てくれそう、
お金も冬も大丈夫そう、
と3つの問題がクリアになって、
いすみに引っ越すことを決めました。
 
えり デコさんの一言で決まったんですね!
移住してみて、暮らしはいかがですか?
 
磯木さん 「ブラウンズフィールド」はマクロビカフェなので、
普段の食事もマクロビなんですが、
まず体が変わりましたね。

今まで何でもまずいと思わなかったけど、
冷凍食品をおいしいと思えなくなったり、
食べても戻してしまったり。
体が悪いものを分かるように
なったのかもしれません。

あとは田舎暮らしって言うと
“自給自足”というイメージがあると思うんですけど、
その前に“自活”が大事だと感じました。
自分一人で生きる力、というか。

会社員をやっていたときに
思っていたのと同じで、
自分でやらないと語れない。
だから、何でもまずやるようにしています。
 
えり 自分が体験したことを伝える、と。
 
磯木さん それに自給自足よりも、
他の人に価値を与える「地産地消」の方が
美しいと思う。
『腐る経済』のパン屋タルマーリーみたいに、
自分が働くことで地域がもっとよくなるような
働き方をしたいですね。
 
えり タルマーリーの場合は地元の小麦を使って
パンを作って地域の人に食べてもらう、
という循環ですね。
 
磯木さん そうそう。自分なら地域の人を取材して、
その記事を見て人が来てくれたらシンプルだし、
喜ばれるし、自分も嬉しい。
だから、これからはいすみの記事を
発信していきたいと思っています。
 
えり グリーンズ流「腐る経済」ですね。
 
磯木さん あとは地域の仕事をつくりたいです。
ブラウンズフィールドでは宿泊もできて
一週間の体験ステイを受け入れているんですけど、
これの一ヶ月滞在もやってみたいと考えています。

田舎の暮らしと仕事を体験できるように、
直売所とか農家さんに手伝いに行ってもらって、
地域の人とつながることで
移住につながったらいいなと思って。
そういうのをグリーンズでも発信していきたいです。
 
えり 楽しみです!
最後に、磯木さんにとって、グリーンズとは?
 
磯木さん さっき移住に迷っていたとき
ブラウンズフィールドに遊びに行ったと話したけど、
そのきっかけがグリーンズの菜央さんで。

一緒に「のうそんカフェnora」の取材に行った帰りに、
「近いから寄っていく?」って連れて行ってもらったんです。

ブラウンズフィールドはもともと知っていたけど
行ったことはなくて、そのとき
「行ってみたいと思っていたんだった」と
思い出したんですね。
その後、改めてブラウンズフィールドに行って、
それで移住することになって。

他にもいろんな仕事につながっていたり、
グリーンズきっかけで生き方が変わった度は
かなり高いと思います(笑)。
グリーンズがなかったら、今の僕はありません!
 
えり 熱いお言葉ありがとうございます(笑)
これからは磯木さんの記事がきっかけで
移住する方が現れるかもしれませんね。
そんなことを期待しつつ、
今後も記事を楽しみにしています!
 
 


Q&A

フクヘンおのっちに質問です。
「いまグリーンズの読者に、一番体験してほしいことは?」

with Shigeki Kasai


メルマガの〆は、greenz people と一緒につくるフリートークの質問コーナーです。
ご質問・ご意見などは people@greenz.jp までお気軽にお寄せ下さい!

 

今回は、会員の笠井成樹さんが質問します

Q. いまグリーンズの読者に、一番体験してほしいことは何ですか?

体験を通して人は学び、知識を得ると思います。小野さんの視点でグリーンズ読者に、いま一番体験を通して掴んでほしいことは、どんなものでしょうか。(笠井)

▼ ▼ ▼


フクへンのおのっちが答えます

A. さまざまな場所に出かけて、移動を楽しみましょう!

最近、「体験」と「知識」がセットにならないと「実践」には結びつかないんだなあと思うことがよくあります。「体験」を「身体性」と、「知識」を「情報」と置き換えてもいいかもしれませんね。

東京をはじめ、都会で生活をしていると、莫大な情報に囲まれていて、すべてが大事な情報のように思えて追いかけたくなるんですが、もはや人間の処理能力を大きく超えていますよね。だから、情報は得ることよりもいかに捨てるかが大事だと思ってるんです。

僕は仕事柄、そしてお酒の席が好きなこともあって、日本全国のさまざまな土地で、さまざまな年代、さまざまな職業の方とお話をする機会に恵まれています。その中には、「グリーンズ」はもちろん「ウェブマガジン」という言葉が通じない方も珍しくありません。

そういった場で感じることは、東京での僕の日常の暮らしは、日本にいま存在している多様な行き方のたった1パターンに過ぎないということ。無意識に暮らしていたとしても、それは無数の選択と、少し大げさかもしれませんが、自分にしかない運命に導かれているのだという感覚です。

さらにその感覚は、そうした選択と運命に絞り込まれた僕だからこそ、とることのできるアクションに集中しようという決意や納得感につながり、自分の軸を確認する良い機会になっています。

日本は小さな国ですし、最近では移動にかかる交通費も、本当に安くなってきました。

みなさんもできるだけ、さまざまな場所に出かけて移動を楽しみながら、そのときばかりはお喋りになって、その土地土地で出会うひとたちと、たくさんの会話をしてみることをオススメします。会話が楽しめれば然したる目的など必要ないと思うのです。

 



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回の発行日は<4月29日(祝)>の予定です。

メールマガジン編集長:YOSH(グリーンズ編集長)
編集:木村絵里(グリーンズ編集部)、鈴木康太(グリーンズ編集部)
発行:NPO法人グリーンズ
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